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レースの進行
毎年9月中旬に開催されるリノ・エアレース。約1週間のイベントは、どのクラスも基本的に、クオリファイ-ヒートレース-ファイナル、という構成になっています。
クオリファイは例年、レースウィークの月曜と火曜に行われます。1機ごとにコースを周回してスピード計測を行い、ヒートレースでのグリッドを決めるのです。バイプレーンクラスの場合、例年20〜30機がエントリーしますが、これが全機同時にレースをするわけではありません。クオリファイ・スピードの速い順に上から「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」と3つのグループに分けられて、以後決勝までこのグループでレースを戦います。レースでは様々な駆け引きなどで本来のスピードが出ない場合もありますので、このクオリファイ・スピードがその機体本来の速さを示します。ですからチームもパイロットもレース結果と同様にこのクオリファイ・スピードを重視します。
そして、水曜になるとイベントとしてのレースは本格的な開幕となります。全てのクラスがクオリファイで決められたグリッド順でヒートレースに臨んでいきます。レースは各クラスとも基本的に1日1レース。バイプレーンクラスの場合、水曜から金曜の間に「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」の各グループがそれぞれヒート1、ヒート2、と計2レースを戦います。ヒート1の結果でヒート2のグリッドが決まり、ヒート2の結果で最後の決勝レースとなるファイナルのグリッドが決まるのです。滑走路に全機が並んで同時にスタートするバイプレーンクラスでは、このグリッド順が非常に重要ですから、ヒート1もヒート2もどちらも重要なレースということになります。
そして最後はいよいよ決勝レースであるファイナルとなります。バイプレーンクラスの最も速いグループである「ゴールド」のファイナルは例年、最終日である日曜の午前に行われ、その結果がその年の最終成績ということになります。
ちなみにヒートレースもファイナルもバイプレーンクラスでは基本的に最大8機が6周のレースを行うようになっています。スタートからフィニッシュまで10分ほどですが、全てをグランドスタンドから見ることができますので、短時間に凝縮してレースを楽しむことができます。しかも1日のレースプログラムは朝から夕方までびっしりと組まれており、各レースの間には様々なパフォーマーや軍用機などのフライトが組み込まれています。飛行機好きならば1週間毎日通っても飽きることのない航空イベント、それがリノ・エアレースなのです。
以上、ここまでリノ・エアレースを駆け足で解説してきましたが、リノ・エアレース協会のウェブサイト(英文)で詳しく解説されていますので、そちらもご覧ください。
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