Tango-Tango について
Tango-Tango は現在、トニー比嘉がエアロバティック活動とリノ・エアレース参戦に使用している機体です。1986年に購入したPitts S1Sのプロジェクトを、トニー比嘉が自らの手で完成させ2003年に初飛行。以後、さまざまなモディファイによって、年々その飛行性能を高めてきています。ここではプロジェクト購入から完成までの様子と、年度ごとのモディファイのポイントをご紹介します。
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■1986年にプロジェクトを購入
購入の経緯から、機体の完成まではこちらをご覧ください。
Pittsについてはこちらをご覧ください。 |
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2003年リノ
■ストック状態でリノ初出場
エンジン、機体ともに改造していない状態です。 |
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2004年リノ
■空気抵抗の低減
上翼の乗降用ハンドルをカバーし、エンジンの冷却用空気取入口を小さくしました。 |
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2005年リノ
■空気抵抗の低減
上下各翼のエルロンを繋ぐロッドを外し、上翼エルロンを固定。さらにウェンディーズのスプーンでボルトの頭をカバーして空気抵抗の低減を図りました。
■機体軽量化
軽量化のためにバッテリーとスターターを小型、軽量のものに換装しています。 |
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2006年リノ
■パワーアップ
エンジンの圧縮比を上げ、排気効率の高い 4 into 1の排気管に換装したことで約30馬力パワーアップ。さらに、より高速向きなレーシングプロペラに換装したことで大幅なスピードアップを実現しました。
■空気抵抗の低減と機体の軽量化
尾輪を小型、軽量のものに換装しました。 |
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2007年リノ
■空気抵抗の低減
機首や主脚スパッツに整流用フェアリングを追加しました。 |
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2008年リノ
■クランクシャフトの寿命延長
エンジンのクランクシャフトへの負担を減らすために、エアロバティック用のカーボンファイバー(コンポジット)のプロペラを購入しました。 |
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2009年リノ
■空気抵抗の低減
スピンナーの大型化やクランクシャフト周りのシールの強化などで、機首周辺の空気の流れを大幅に改善しました。
タイヤを小径化し、小型のプレッシャーリカバリー・タイプのスパッツを採用して抵抗を減らしました。
■機体軽量化
バッテリーの撤去(エンジンスタートは外部電源使用)とタイヤ、スパッツの小型化で、機体のさらなる軽量化を図りました。
■油温の低減
過酷な運転状況になるレーシングエンジンへの負担低減のため、オイルクーラーの取り付け位置を変更して、油温を下げました(エンジンは空冷です)。 |
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2010年リノ
■空気抵抗の低減
機首周辺の空気の流れをよりスムーズにするために、カウリングを延長し、形状も大幅に変更しました。
プロペラ軸も延長して、これまでよりも機首が全体的に長く大きなりましたが、カウリングをカーボンファイバー製とすることで、重量は従来と変わらないレベルに抑えられています。
■機体軽量化
カウリングの形状に合わせて、コンポジットのレーシングプロペラに換装。
芯が柿の木の合板、外側がカーボンファイバー製で約9キロ軽くなりましたが、開発途中のため、新型カウリングの効果は充分に発揮できませんでした。 |
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2011年リノ
■空気抵抗の低減とエンジンの冷却効率の改善
排気管の周りにティアドロップタイプのカーボンファイバー製フェアリングを取り付けました。これで開発途中だった新型カウリングが完成したことになります。空気の流れがスムーズになったことで抵抗が減り、スピードアップしました。また、エンジンの冷却効率も良くなりました。 |
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作図:山下太一郎 Drawings : Taichiro Yamashita
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